大宇陀町
おおうだちよう
面積:四七・三九平方キロ
大和高原の南方、竜門山地の東方に広がる宇陀郡西半を占め、東は菟田野町、西は桜井市、南は吉野郡吉野町、北は榛原町と境する。町域の西部には烏ノ塒屋山・竜門岳・熊ヶ岳・音羽山が南北に走り、東・南部には丘陵をめぐらす。中央部の関戸峠で分水し、津風呂川が南流、宇陀川が北流している。町域のほぼ中央部を西から東に国道一六六号が通り、これと直交する形で国道三七〇号が南北に通っている。
明治二二年(一八八九)四月一日町村制実施の際、旧松山城下の一四町で松山町、二五ヵ村で神戸村、一二ヵ村で政始村が成立した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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