片情張り(読み)カタジョウハリ

デジタル大辞泉 「片情張り」の意味・読み・例文・類語

かた‐じょうはり〔‐ジヤウはり〕【片情張り】

[名・形動]《「かたじょうばり」とも》我を張り通すこと。また、そういう性質や、そのさま。かたじょっぱり。
「みんな我田へ水の談義法談を、一途に聞きかじって―になるのだ」〈滑・浮世床・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片情張り」の意味・読み・例文・類語

かた‐じょうはり‥ジャウはり【片情張】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「かたじょうばり」とも ) がんこに我(が)を張り通すこと。また、そうした性質。かた意地張り。片情識(かたじょうしき)。かたじょうっぱり。
    1. [初出の実例]「日蓮の門徒、たんなのかた情(ジャウ)はりなる事ども申きかすべし」(出典仮名草子・見ぬ京物語(1659)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む