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門徒 もんと

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

門徒
もんと

本来はある宗門またはある寺院の檀信徒をいうが,普通門徒という場合には,真宗の信者をさし,同宗は門徒宗とも呼ばれる。

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デジタル大辞泉の解説

もん‐と【門徒】

宗門を同じくする寺院の僧侶。
宗門を同じくする信徒。浄土真宗の信者をいう。
門徒宗」の略。

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世界大百科事典 第2版の解説

もんと【門徒】

本来は門下につらなる人の意味で,門人,門葉と同義であるが,日本では古くは本寺配下の末寺寺院,僧徒をさし,さらに真宗(一向宗)が発展してくると,この宗派の在俗信者をさす言葉として使われることが多くなった。そのため真宗は門徒宗ともいわれている。これは,真宗では在俗のままでも出家者と同じく弥陀および宗祖親鸞の門葉=門徒として平等であるという意識が強く,これに基づいて在俗者の宗教活動が他宗以上に活発であったことによる。

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大辞林 第三版の解説

もんと【門徒】

同じ宗派に帰依して宗教生活を送る人。本来は、同一の系譜に連なる僧侶を指したが、浄土真宗において在家の信者の意に用いられたため、中世後期以降、もっぱら真宗信者一般に対する呼称となった。
[句項目]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

門徒
もんと

仏教用語。『梵摩渝経(ぼんまゆぎょう)』その他にみられ、古代からあることば。初めは、門下、門人、門葉を意味し、末寺寺院の僧侶(そうりょ)をさす。その後、俗を含んだ同信者の集団をも門徒といい、親鸞(しんらん)の門弟の場合、地名を冠して、高田門徒、鹿島(かしま)門徒などと称した。さらに下って浄土真宗では、もっぱら在俗の信者を門徒といった。檀家(だんか)・檀徒(だんと)を門徒と通称し、それを基盤に成り立つため、真宗を俗に門徒宗ともよんだ。[北西 弘]

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世界大百科事典内の門徒の言及

【一向一揆】より

…浄土真宗(真宗ともいう)本願寺派の坊主や農民,商工業者,武士などの門徒が主導し,あるいは門徒が他の勢力と結んだり,本願寺法主に動員されたりしておこした武装蜂起,闘争の総称。1466年(文正1)から1582年(天正10)に至る約120年間にわたって,近畿,北陸,東海などの諸地域で起き,室町末~戦国時代の政治史の中で,重要な役割を果たした。…

※「門徒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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