片掬(読み)かたむすび

精選版 日本国語大辞典 「片掬」の意味・読み・例文・類語

かた‐むすび【片掬】

〘名〙 片手で水などをすくうこと。
夫木(1310頃)九「山陰の清き松が根枕にて岩もる清水かた結びせん〈寂蓮〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android