片時片時(読み)カタトキヘンジ

デジタル大辞泉 「片時片時」の意味・読み・例文・類語

かたとき‐へんじ【片時片時】

《「かたときへんし」とも》「かたとき」を強めていう語。ほんのしばらくの間。「片時片時も怠ることなかれ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片時片時」の意味・読み・例文・類語

かたとき‐へんじ【片時片時】

〘名〙 (「かたとき」に、「片時」を音読した「へんじ」を重ねて意味を強めた語。「かたときへんし」とも) ほんの少しの間。
御伽草子常盤の姥(類従所収)(1504‐21頃)「かいもちひこそいづれより、片時へむしも忘られね」

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