片練(読み)かたねり

精選版 日本国語大辞典 「片練」の意味・読み・例文・類語

かた‐ねり【片練】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 練歩(れんぽ)の一つ。具体的なことは未詳
    1. [初出の実例]「先正笏刷身衣裳歩み出に始まり、其後練に移るなり〈略〉笏引・荻虫・片練・落練・座へつたり」(出典:宝石類書(1752)四〇(古事類苑・礼式二))
  3. 絹織物で、経(たていと)、緯(よこいと)一方生絹他方練絹で織ったもの。多くは経を生絹とする。練緯(ねりぬき)の類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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