片諏訪村(読み)かたすわむら

日本歴史地名大系 「片諏訪村」の解説

片諏訪村
かたすわむら

[現在地名]玉名市片諏訪

伊倉いくら台地南端にあり、東は横田よこた村、南は野辺田のべた(現玉名郡天水町)、北は伊倉南方いくらみなみがた村に接する。慶長九年(一六〇四)二月の検地帳には「伊倉之内片諏訪村」とみえ、田二六町四反一畝余・畠屋敷一〇町四反八畝余・屋敷四八筆、分米四二四石七斗余とある。小田手永に属した。寛永一四年(一六三七)一月一八日の細川忠利判物(加悦文書)で当村と川床かわどこ村・上長田かみながた(現玉名郡南関町)の計一千一〇〇石が嘉悦平馬に宛行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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