諸鉤(読み)モロカギ

デジタル大辞泉 「諸鉤」の意味・読み・例文・類語

もろ‐かぎ【×鉤】

ひもの結び目両方を輪にして結ぶこと。→片鉤かたかぎ

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精選版 日本国語大辞典 「諸鉤」の意味・読み・例文・類語

もろ‐かぎ【諸鉤・諸鎰】

  1. 〘 名詞 〙 紐の結び方の一つ。輪を左右に配した結び。蝶結び。⇔片鉤(かたかぎ)
    1. [初出の実例]「男袴腰可左歟、然者引まはして左方に片鎰可結也。〈略〉或説前に引まはして師鎰可結云々」(出典玉葉和歌集‐治承四年(1180)正月一九日)

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