片鳥居(読み)かたとりい

精選版 日本国語大辞典 「片鳥居」の意味・読み・例文・類語

かた‐とりい‥とりゐ【片鳥居】

  1. 〘 名詞 〙 舞台装置で、鳥居片側だけ見えて、他の側は物に隠れて見えないようにつくること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「本舞台三間の間、上の方へ寄せて石の片鳥居(カタトリイ)」(出典歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む