片鳥居(読み)かたとりい

精選版 日本国語大辞典 「片鳥居」の意味・読み・例文・類語

かた‐とりい‥とりゐ【片鳥居】

  1. 〘 名詞 〙 舞台装置で、鳥居片側だけ見えて、他の側は物に隠れて見えないようにつくること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「本舞台三間の間、上の方へ寄せて石の片鳥居(カタトリイ)」(出典歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

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