牛房平村(読み)ごぼうがだいらむら

日本歴史地名大系 「牛房平村」の解説

牛房平村
ごぼうがだいらむら

[現在地名]越前町午房ごぼうだいら

敦賀湾に急崖が迫る敦賀断層崖中腹にある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に「牛房平村」高三〇石とみえ、米ノ浦困窮録(玉村家文書)の同一二年六月一日の記事に藩主松平忠直が干飯かれい浦の高一五九石余のうち三〇石を割いて一村を立て、牛房平村と名付けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android