牟田上浦(読み)むたかみうら

日本歴史地名大系 「牟田上浦」の解説

牟田上浦
むたかみうら

現金峰町浦之名うらのみよう内に比定される。保延四年(一一三八)一一月一五日に阿多郡司平忠景が観音寺に施入した私領。「同郡(阿多郡)内牟田上浦」とみえ、その四至は「限東御堂東小谷 限南神狩蔵峰并利山 限西船田頭野馬大路 限北不志崎長尾」であった(「平忠景寄進状案」二階堂文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android