牧瀬恒二(読み)マキセ ツネジ

20世紀日本人名事典 「牧瀬恒二」の解説

牧瀬 恒二
マキセ ツネジ

昭和期の沖縄問題専門家 沖縄事情研究会主幹。



生年
明治42(1909)年11月30日

没年
平成8(1996)年8月31日

出生地
東京市

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学部中退

経歴
日本共産青年同盟東大細胞の機関誌「赤門戦士」の編集に従事、昭和8年の滝川事件に際して検挙され、2年10ケ月投獄される。戦後、共産党機関誌「赤旗」の編集に従事。35年頃「沖縄事情」の編集に参加。以後平成3年まで同誌の刊行を続けた。また沖縄・小笠原返還同盟常任理事、日本アジア・アフリカ連帯委員会常任理事などを務めた。著書に「27度線の沖縄」「沖縄返還運動」「米日独占資本と沖縄経済」「沖縄事情」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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