牧田太(読み)マキダ フトシ

20世紀日本人名事典 「牧田太」の解説

牧田 太
マキダ フトシ

明治・大正期の陸軍軍医中将 陸軍軍医総監。



生年
明治4年12月5日(1872年)

没年
昭和12(1937)年7月27日

出生地
福井県

旧姓(旧名)
榎本

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔明治31年〕卒

経歴
福井藩士・榎本精三郎の長男に生まれ、のち牧田多与茂の養嗣子となる。明治31年軍医となり、清(中国)駐屯軍司令部付、歩兵第3連隊付、陸軍軍医学校教官、大阪衛戍病院長を歴任。この間、40年ドイツに留学した。大正5年軍医中将となる。8年第5師団軍医部長、10年第1師団軍医部長、11年朝鮮軍軍医部長などを務めた。12年陸軍軍医総監となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧田太」の解説

牧田太 まきだ-ふとし

1872*-1937 明治-大正時代軍人
明治4年12月5日生まれ。40年ドイツに留学。大阪衛戍(えいじゅ)病院長,第一師団軍医部長などをつとめた。大正12年陸軍軍医総監。昭和12年7月27日死去。67歳。福井県出身。東京帝大卒。旧姓は榎本。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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