20世紀日本人名事典 「牧野四子吉」の解説 牧野 四子吉マキノ ヨネキチ 大正・昭和期の画家 生年明治33(1900)年9月9日 没年昭和62(1987)年3月21日 出生地北海道函館市 学歴〔年〕川端画学校,日本美術院研究所 経歴大正から昭和初期にかけて童話劇場運動に参加、童話雑誌「金の船」などに童画を描く。昭和4年から20年間、京都帝国大学理学部動物学教室に生物画家として勤務。研究図譜の作成を担当。その後上京し、26年日本理科美術協会を創設。「広辞苑」の動・植物関係の全カットを手がけるなど、各種の生物図鑑の原画の他、「ビアンキ動物記」「ファーブル昆虫記」などの挿絵を描く。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧野四子吉」の解説 牧野四子吉 まきの-よねきち 1900-1987 大正-昭和時代の生物画家。明治33年9月9日生まれ。日本画家中村岳陵に師事。童話雑誌の挿絵画家から,昭和4年京都帝大嘱託となり,生物画を専門分野として確立。のち東京で動物図鑑や事典の原画を制作。日本理科美術協会理事として,著作権の保護・確立に尽力。昭和62年3月21日死去。86歳。北海道出身。川端画学校卒。筆名に中村栄。著作に「牧野四子吉生物画集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by