物争(読み)ものあらがい

精選版 日本国語大辞典 「物争」の意味・読み・例文・類語

もの‐あらがい ‥あらがひ【物争】

源氏(1001‐14頃)椎本「御物あらがひこそ、なかなか心おかれ侍りぬべけれ」

もの‐あらそい ‥あらそひ【物争】

〘名〙 物事を争うこと。口争い。けんか。ものあらがい。
仮名草子・悔草(1647)上「其友といざなひて、恋慕のたはぶれ、〈略〉こはざれこと、物あらそひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android