物疎し(読み)モノウトシ

デジタル大辞泉 「物疎し」の意味・読み・例文・類語

もの‐うと・し【物疎し】

[形ク]なんとなくいとわしい。どこか親しめない。
「もし、賢女あらば、それも―・く、すさまじかりなん」〈徒然・一〇七〉

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精選版 日本国語大辞典 「物疎し」の意味・読み・例文・類語

もの‐うと・し【物疎】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となくいとわしい。どこか親しめない。
    1. [初出の実例]「冷え入りにたれば、けはひ、ものうとくなり行く」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)

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