共同通信ニュース用語解説 「特定失踪者問題調査会」の解説
特定失踪者問題調査会
東京都にある民間団体。北朝鮮が初めて日本人拉致を認めた2002年9月の日朝首脳会談後、「自分の肉親も拉致されたのでは」と名乗り出る失踪者家族が続出し、実態把握や救出のため03年1月に発足した。14年6月現在の登録失踪者は約470人で、うち77人は北朝鮮での目撃情報や失踪時の状況から「拉致の疑いが濃厚」としている。北朝鮮にいる被害者に向けて、日本での救出運動の現状や家族の肉声を伝える短波放送「しおかぜ」も運営している。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報