拉致(読み)ラチ

デジタル大辞泉 「拉致」の意味・読み・例文・類語

ら‐ち【拉致】

[名](スル)むりやりに連れていくこと。らっち。「何者かに拉致される」
[類語]拘引連行しょっぴく引っ張る連れ去る略取誘拐かどわかす人さらい

らっ‐ち【拉致】

[名](スル)らち(拉致)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拉致」の意味・読み・例文・類語

ら‐ち【拉致】

  1. 〘 名詞 〙 無理に連れて行くこと。捕えて連れて行くこと。らっち。ろうち羅致
    1. [初出の実例]「B氏が演説中、〈略〉十数名の市民が会堂に闖入せんとしたが全部捕へられて警察へ拉致(ラチ)された」(出典:B(1923)〈十一谷義三郎〉一)

らっ‐ち【拉致】

  1. 〘 名詞 〙らち(拉致)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拉致」の読み・字形・画数・意味

【拉致】らち

ひきつれる。

字通「拉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android