特定秘密の公的監視機関

共同通信ニュース用語解説 「特定秘密の公的監視機関」の解説

特定秘密の公的監視機関

衆参両院に国会議員で構成する情報監視審査会があり、問題点を年次報告書にまとめ、政府に運用改善を求める勧告権を持つ。政府内には特定秘密を含む資料を政府側に提出させて「実地調査」し、是正を求める権限を持つ独立公文書管理監がいる。現在の管理監は検事出身。事務次官級を集めた内閣保全監視委員会(委員長=金田勝年法相)は秘密の指定や解除の適正さを確保する目的。外部有識者で構成し、首相に意見を述べる情報保全諮問会議(座長=老川祥一おいかわ・しょういち読売新聞グループ本社取締役最高顧問)もある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報