座長(読み)ザチョウ

デジタル大辞泉 「座長」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ちょう〔‐チヤウ〕【座長】

芝居見世物演芸などの一座の長。座頭ざがしら
座談会懇談会などで、会の進行や取りまとめなどをする役。「座長をつとめる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「座長」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ちょう‥チャウ【座長】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 芝居などの一座の長。ざがしら。
    1. [初出の実例]「そも劇場の進歩せざる、座長(ザチャウ)の罪歟、舞台の都合歟」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙緒言)
  3. 集会などで、議事の進行をはかる人。司会者
    1. [初出の実例]「その謀議の座長を勤めていた武田久君」(出典:松川裁判について(1958)〈広津和郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android