特攻と知覧飛行場

共同通信ニュース用語解説 「特攻と知覧飛行場」の解説

特攻と知覧飛行場

太平洋戦争では、爆弾を装着した航空機や潜水艇などで敵に体当たりする作戦が決行された。1941年に大刀洗たちあらい陸軍飛行学校(福岡県筑前町など)の分教所として、鹿児島県知覧町(現南九州市)に開設された知覧飛行場は、戦況悪化を受け45年初頭から特攻基地化。戦争末期の特攻作戦で戦死した隊員約千人のうち、半数近くが出撃した。特攻隊員の遺品や関係資料を展示、収蔵する知覧特攻平和会館は飛行場跡地の一角にあり、年間約60万人が訪れる。

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