犀角の帯(読み)サイカクノオビ

デジタル大辞泉 「犀角の帯」の意味・読み・例文・類語

さいかく‐の‐おび【×犀角の帯】

石帯せきたい一種サイつの円形または方形に切って飾りとしてつけた革の帯。四位・五位以下の者が用いた。つのの帯。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「犀角の帯」の意味・読み・例文・類語

さいかく【犀角】 の 帯(おび)

  1. 犀の角(つの)を飾りの銙(か)として用いた革の帯。四位・五位以下の者が用いた石帯(せきたい)後世は牛の角を代用した。角(つの)の帯。犀角。〔三教指帰(797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android