犬塚太郎(読み)イヌヅカ タロウ

20世紀日本人名事典 「犬塚太郎」の解説

犬塚 太郎
イヌヅカ タロウ

明治〜昭和期の海軍中将



生年
明治8年10月(1875年)

没年
昭和11(1936)年7月17日

出身地
佐賀県

学歴〔年〕
海兵〔明治30年〕卒,海大〔明治42年〕卒

経歴
旧佐賀藩士の長男に生まれる。明治32年海軍少尉となり、日露戦争巡洋艦千代田の砲術長を務める。42年海軍兵学校教官兼監事、第2艦隊参謀、須磨艦長、新高艦長、東宮武官、侍従武官、大正13年第5戦隊司令官などを経て、14年鎮海要港部司令官となる。同年中将。昭和2年予備役に編入し、5年秩父宮付別当となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬塚太郎」の解説

犬塚太郎 いぬづか-たろう

1875-1936 明治-昭和時代前期の軍人
明治8年10月生まれ。日露戦争で巡洋艦千代田の砲術長。東宮武官,第五戦隊司令官などをへて,大正14年鎮海要港部司令官となる。海軍中将。昭和11年7月17日死去。62歳。佐賀県出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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