犬塚遺跡(読み)いぬづかいせき

日本歴史地名大系 「犬塚遺跡」の解説

犬塚遺跡
いぬづかいせき

[現在地名]玉川町八幡・別所

作礼されい(二八一・一メートル)の北支脈中にあり、正確には未発掘であるが、池の周辺出土の土器は弥生後期後半の北四国を代表する様式で、二重口縁をもち、これに鋸歯文・斜格子文・波状文などを付し、頸部に突帯や沈線をめぐらし、大型のものは壺棺に利用されたりして底は平たい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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