犬山道節(読み)いぬやま どうせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬山道節」の解説

犬山道節 いぬやま-どうせつ

滝沢馬琴の読み本「南総里見八犬伝」の登場人物。
里見八犬士のひとりで忠の玉をもつ。「隠行五遁(いんぎょうごとん)」を修得し,火遁の術を得意とする。里見家につかえ,国府台(こうのだい)の戦いで扇谷(おうぎがやつ)定正に一太刀をあびせる。のち安房(あわ)朝夷(あさひな)城主となった。作品は文化11年(1814)から天保(てんぽう)13年(1842)にかけて刊行

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android