犬拾(読み)いぬひろい

精選版 日本国語大辞典 「犬拾」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐ひろい‥ひろひ【犬拾】

  1. 〘 名詞 〙 近世かごを背負い市中を回って、死んだ犬を拾って歩いた人。
    1. [初出の実例]「犬拾ひ。京坂にあり江戸に無之。困屠児職之とす。〈略〉蜜柑の空籠を負ひ、市中を巡て斃犬を拾ふ」(出典随筆守貞漫稿(1837‐53)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android