犬歯窩(読み)ケンシカ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「犬歯窩」の意味・わかりやすい解説

犬歯窩
けんしか

ヒト上顎骨前面の歯槽上部と眼窩下縁との間で,犬歯部から第1大臼歯部にわたってみられる浅いくぼみ。現生人類にはよくみられ,特に白人に著しい。旧人より古い人類にはほとんどみられない。同じ日本人でも縄文時代人ではわずかであり,現代に近づくにつれて発達が顕著である。咀嚼器官の退化により上顎骨体が縮小するためにできると考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む