現生人類(読み)げんせいじんるい(英語表記)Modern man

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「現生人類」の解説

現生人類
げんせいじんるい
Modern man

今日,地球上に住む人類およびその類縁のものをいい,ホモ・サピエンス・サピエンス Homo sapiens sapiensと呼称される。従来は現生人類すなわちホモ・サピエンスであったが,ネアンデルタール人もホモ・サピエンスと考えられるようになったため,これを除いたものが現生人類であるといえる。後期旧石器文化をになったクロマニヨン人や,ジャワ出土のワジャク人などは化石現生人類と呼ばれる。その特徴として,脳容量が 1300~1500cm3あり,額がふくらみ, (おとがい) が形成されていることなどがあげられる。

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旺文社日本史事典 三訂版「現生人類」の解説

現生人類
げんせいじんるい

現在の人類の直接の祖先と思われる人類
新人ともいう。第4氷期ごろに出現したといわれるヨーロッパのクロマニヨン人など。彼らはすでに弓矢などの道具を発明し,用途の分化した石器や骨角器を用い,洞窟壁画彫刻なども残した。

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精選版 日本国語大辞典「現生人類」の解説

げんせい‐じんるい【現生人類】

〘名〙 現在の人類。人類の進化史上、猿人、原人旧人に続いて現われた化石現生人類、すなわち新人。また、新人を直接の祖先とする現生の人類。ホモ‐サピエンス。サピエンス。

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世界大百科事典内の現生人類の言及

【新人】より

…人類進化の最終段階の人類をさす新人類neanthropic manの略称。現生人類modern manともいう。その形態特徴は,時代的に先行する猿人原人旧人段階の人類とは明らかに異なり,Homo sapiens sapiens(ホモは〈人〉,サピエンスは〈賢明な〉の意)という学名が与えられている。…

※「現生人類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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