ホモ・サピエンス(新人)と呼ばれる人類のグループ。10万~6万年ほど前に住んでいたアフリカを出たとされ、世界に拡散して私たちの直接の祖先となった。これとは別のグループに、欧州に進出した旧人のネアンデルタール人もいたが絶滅した。ただ最近の遺伝子研究で、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人との間で交配があり、人類の進化は一本道ではなかったことが判明している。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
新人,ホモ・サピエンス・サピエンス,現代型ホモ・サピエンスともいう。現代人とその直接の祖先をも含む化石人類に対して用いる名称で,現在地球上に広く分布する人類と生物学上同種の人類をいう。現生人類の化石としての例は,第四紀最後の氷期に最も多い。ヨーロッパをはじめ,アフリカ,アジア,オーストラリアの各地から見出され,一般に眉上弓(びじょうきゅう)が弱く,頭は丸みをおび,前額の斜傾の度が小さく,後頭骨の扁平度も小さい。頭蓋(とうがい)容量は大きい。化石現生人類の文化は後期旧石器時代にあたり,ヨーロッパではオーリニャック文化,ソリュートレ文化,マドレーヌ文化などである。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…人類進化の最終段階の人類をさす新人類neanthropic manの略称。現生人類modern manともいう。その形態特徴は,時代的に先行する猿人,原人,旧人段階の人類とは明らかに異なり,Homo sapiens sapiens(ホモは〈人〉,サピエンスは〈賢明な〉の意)という学名が与えられている。…
※「現生人類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新