犬牙相制(読み)ケンガソウセイ

デジタル大辞泉 「犬牙相制」の意味・読み・例文・類語

けんが‐そうせい〔‐サウセイ〕【犬牙相制】

《「史記」孝文本紀から》隣りあう2国の領土を犬のきばのように入り組ませて、相互に牽制させること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「犬牙相制」の意味・読み・例文・類語

けんが‐そうせい‥サウセイ【犬牙相制】

  1. 〘 名詞 〙 隣りあう二国境土を犬のきばのように入りくませて、互いに牽制させること。
    1. [初出の実例]「又不大封宗族、拠其扼塞、犬牙相制、以鎮厭其邪心」(出典日本外史(1827)一三)
    2. [その他の文献]〔史記‐文帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android