犬粟(読み)イヌアワ

デジタル大辞泉 「犬粟」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐あわ〔‐あは〕【犬×粟】

イネ科多年草。湿った草地に生え、高さ約1メートル。茎は細く直立し、ほとんど分枝しない。葉は線形で、縁に細かいぎざぎざがある。秋、緑色の穂をつける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「犬粟」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐あわ‥あは【犬粟・&JISEDF8;草】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の多年草。関東以西の各地草原に生える。高さ約一メートル。茎は細い円柱形で直立し、ほとんど分枝しない。葉は長さ約三〇センチメートル、幅約一・二センチメートルの線形で、先はしだいにとがり、縁に細かい鋸歯(きょし)があり、下部に長いさやをもつ。秋に、緑色をした長さ二〇センチメートルほどの細い円錐花穂をつける。とらのお。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「犬粟」の解説

犬粟 (イヌアワ)

学名Setaria chondrachne
植物。イネ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android