犬食(読み)いぬくい

精選版 日本国語大辞典 「犬食」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐くい‥くひ【犬食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いぬぐい」とも )
  2. いぬあわせ(犬合)
    1. [初出の実例]「相模の守高時といふは〈略〉いぬくい、田楽などをぞ愛しける」(出典:増鏡(1368‐76頃)一五)
  3. 黙ってうつむいて、犬のようにがつがつと物を食べること。〔俚言集覧(1797頃)〕
  4. 犬のように、食卓に置いた茶碗に顔をつけるようにして、飯などを食べること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の犬食の言及

【闘犬】より

…現在,闘犬は,ヨーロッパやアメリカではまれにしか行われていないが,スタッフォード・テリア,ブルドッグ,ヤンキー・テリア,土佐犬などが闘犬として用いられている。 日本では闘犬は犬合(いぬあわせ),犬食(いぬくい)と呼ばれて古くから行われ,12~13世紀ころの作とされる京都高山寺の《鳥獣戯画》に闘犬が描かれている。14世紀の《太平記》《増鏡》《北条九代記》に北条高時らの武将が闘犬を愛好し,月に12度も催し1回に200匹もの犬を闘わせたと記されている。…

※「犬食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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