犬馬の年(読み)ケンバノトシ

デジタル大辞泉 「犬馬の年」の意味・読み・例文・類語

犬馬けんばとし

曹植「黄初六年令」から。犬や馬のようにむだに年をとる意》自分年齢をへりくだっていう語。犬馬よわい

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精選版 日本国語大辞典 「犬馬の年」の意味・読み・例文・類語

けんば【犬馬】 の=年(とし)[=齢(よわい)

  1. ( 犬や馬がむだに年をとるように、なすこともなく年齢を重ねるの意 ) 自分の年齢をへりくだっていう語。馬歯馬齢
    1. [初出の実例]「雖少有夙志、不意勤一レ業、徒増犬馬之年耳」(出典先哲叢談(1816)五)
    2. [その他の文献]〔曹植‐黄初六年令〕

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