状況-ギャップ-利用モデル(読み)じょうきょう-ぎゃっぷ-りようもでる(英語表記)situation-gap-use model

図書館情報学用語辞典 第5版 の解説

状況-ギャップ-利用モデル

情報探索状況間のギャップを埋めるための意味付与過程として捉えるモデル.ダーヴィン(Brenda Louise Dervin 1938-  )によって提示された.人間は直面している状況に意味を付与し,望ましい状況に到達するが,既有知識が不足する場合には,現在の状況への意味付与ができず,望ましい状況との間にギャップが生じ,到達が阻まれることがある.そこで,この状況間のギャップを埋めるために,外部の情報を探索・利用して,状況への意味付与を行い,望ましい状況に到達する.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android