状況-ギャップ-利用モデル(読み)じょうきょう-ぎゃっぷ-りようもでる(その他表記)situation-gap-use model

図書館情報学用語辞典 第5版 の解説

状況-ギャップ-利用モデル

情報探索状況間のギャップを埋めるための意味付与過程として捉えるモデル.ダーヴィン(Brenda Louise Dervin 1938-  )によって提示された.人間は直面している状況に意味を付与し,望ましい状況に到達するが,既有知識が不足する場合には,現在の状況への意味付与ができず,望ましい状況との間にギャップが生じ,到達が阻まれることがある.そこで,この状況間のギャップを埋めるために,外部の情報を探索・利用して,状況への意味付与を行い,望ましい状況に到達する.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む