狂病(読み)きょうびょう

精選版 日本国語大辞典 「狂病」の意味・読み・例文・類語

きょう‐びょうキャウビャウ【狂病】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古く、精神錯乱を起こす病をいった。
    1. [初出の実例]「従爾以来被狂病、不前後経数十年」(出典中右記‐永長元年(1096)九月一三日)
  3. きょうけんびょう(狂犬病)
    1. [初出の実例]「扨はこの犬狂病を発して余を害せんとするなりと思ひければ」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む