狂病(読み)きょうびょう

精選版 日本国語大辞典 「狂病」の意味・読み・例文・類語

きょう‐びょうキャウビャウ【狂病】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古く、精神錯乱を起こす病をいった。
    1. [初出の実例]「従爾以来被狂病、不前後経数十年」(出典中右記‐永長元年(1096)九月一三日)
  3. きょうけんびょう(狂犬病)
    1. [初出の実例]「扨はこの犬狂病を発して余を害せんとするなりと思ひければ」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android