狎昵(読み)コウジツ

デジタル大辞泉 「狎昵」の意味・読み・例文・類語

こう‐じつ〔カフヂツ〕【××昵】

なれ親しむこと。なれなれしくすること。
「―の境を越えて」〈荷風濹東綺譚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「狎昵」の意味・読み・例文・類語

こう‐じつカフヂツ【狎昵】

  1. 〘 名詞 〙 なれ親しむこと。なれなれしく交わること。
    1. [初出の実例]「狎昵(カフヂツ)の境を越えて寧(むしろ)放濫(はうらん)に走る嫌ひがあった」(出典:濹東綺譚(1937)〈永井荷風〉六)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓伊伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android