狎昵(読み)コウジツ

デジタル大辞泉 「狎昵」の意味・読み・例文・類語

こう‐じつ〔カフヂツ〕【××昵】

なれ親しむこと。なれなれしくすること。
「―の境を越えて」〈荷風濹東綺譚

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精選版 日本国語大辞典 「狎昵」の意味・読み・例文・類語

こう‐じつカフヂツ【狎昵】

  1. 〘 名詞 〙 なれ親しむこと。なれなれしく交わること。
    1. [初出の実例]「狎昵(カフヂツ)の境を越えて寧(むしろ)放濫(はうらん)に走る嫌ひがあった」(出典:濹東綺譚(1937)〈永井荷風〉六)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓伊伝〕

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