狐傘(読み)きつねのからかさ

精選版 日本国語大辞典 「狐傘」の意味・読み・例文・類語

きつね‐の‐からかさ【狐傘】

〘名〙
① 担子菌類ハラタケ科のキノコ。夏秋に各地芝地やごみ捨場などに発生する。高さ三~五センチメートル。傘は径三センチメートルぐらいで表皮全体赤褐色だが、傘が開くにつれて周辺部では細裂して鱗状となり、白色下地の上に点在する。きぬがさだけ。〔和漢三才図会(1712)〕
植物「やぶれがさ(破傘)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕

きつね‐の‐かさ【狐傘】

〘名〙 植物「やぶれがさ(破傘)」の異名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「狐傘」の解説

狐傘 (キツネノカラカサ)

植物。キク科の多年草,園芸植物。ヤブレガサ別称

狐傘 (キツネノカラカサ)

植物。ハラタケ科のキノコ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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