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狐媚(読み)コビ

デジタル大辞泉 「狐媚」の意味・読み・例文・類語

こ‐び【××媚】

狐が人をだますように、じょうずに取り入って人を惑わすこと。
狐が人を化かすこと。また、狐の化けたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「狐媚」の意味・読み・例文・類語

こ‐び【狐媚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 狐が人をたぶらかすこと。
    1. [初出の実例]「康和三年。洛陽大有狐媚之妖」(出典本朝続文粋(1142‐55頃)一一・狐媚記〈大江匡房〉)
  3. 狐が人をたぶらかすように、巧みに媚びへつらって人を惑わすこと。
    1. [初出の実例]「由此妄庸之徒。垂涎声利。以機巧狐媚。濫膺竊拠」(出典:旱霖集(1422)秀峯説)
    2. 「官吏に狐媚し、首人(そにん)の口を塞ぐに巧に」(出典:玉石志林(1861‐64)二)
    3. [その他の文献]〔晉書‐石勒伝〕

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