狐福(読み)キツネフク

デジタル大辞泉 「狐福」の意味・読み・例文・類語

きつね‐ふく【×狐福】

《「きつねぶく」とも》思いがけないしあわせ。僥倖ぎょうこう
「大黒殿の袋を拾ふか、―ならん」〈浮・二十不孝・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「狐福」の意味・読み・例文・類語

きつね‐ふく【狐福】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きつねぶく」とも ) 思いがけないしあわせ。偶然のさいわい。僥倖
    1. [初出の実例]「蘭菊の栄る庭や狐福〈一武〉」(出典:俳諧・ゆめみ草(1656)秋)

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