デジタル大辞泉 「僥倖」の意味・読み・例文・類語 ぎょう‐こう〔ゲウカウ〕【×僥×倖】 [名](スル)1 思いがけない幸い。偶然に得る幸運。「僥倖を頼むしかない」「僥倖にめぐりあう」2 幸運を願い待つこと。「生死の境の中に生きることを―しなければならない運命」〈有島・生れ出づる悩み〉[類語]ラッキー・幸運・付き・幸せ・幸い・果報・開運・盛運・強運・悪運・吉・儲け物・拾い物・恵まれる・あやかる・ついてる・物怪もっけの幸い・不幸中の幸い・怪我けがの功名・又と無い・又無い・又と・二度と・二度と再び・めった・千載一遇・得難い・稀まれ・かけがえのない・希有けう・盲亀もうきの浮木ふぼく・一期一会いちごいちえ・見せ場・決め所・思いがけない・思いがけず・待てば甘露の日和ひよりあり・折よく・ここぞ・一世いっせ一代・最初で最後・図らずも・決定的瞬間・契機 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「僥倖」の意味・読み・例文・類語 ぎょう‐こうゲウカウ【僥倖】 〘 名詞 〙① 思いがけない幸運。偶然に訪れた幸運。こぼれざいわい。[初出の実例]「遂使三独為二僥倖一」(出典:律(718)賊盗)「信賞必罰法令を守り僥倖(ケウカウ)を抑え名実を明らかにし」(出典:授業編(1783)五)[その他の文献]〔荘子‐在宥〕② ( ━する ) 幸運を待つこと。思いがけないしあわせを願うこと。[初出の実例]「豈与下常人僥二倖乎名位一者上可二槩視一邪」(出典:空華集(1359‐68頃)一四・荅国清昕東洲書) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「僥倖」の読み・字形・画数・意味 【僥倖】ぎようこう(げうかう) 幸運を求める。〔後漢書、呉漢伝〕蓋(けだ)し聞く、上智はきに處(を)りて、以て僥倖せず、~下愚はきに安んじて、以て自らぶと。字通「僥」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by