狡才(読み)こうさい

精選版 日本国語大辞典 「狡才」の意味・読み・例文・類語

こう‐さいカウ‥【狡才】

  1. 〘 名詞 〙 ずるいことを考える才能。悪がしこい知恵悪知恵
    1. [初出の実例]「得意の甘言を以て他(ひと)を欺むき、他を偽り、自ら以て得たりとする、『ライネッケ』の狡才(カウサイ)憎むべし」(出典:狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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