精選版 日本国語大辞典 「狩人の」の意味・読み・例文・類語 かりびと‐の【狩人の】 枕① 狩人の射るの意で、「射る」と同音を持つ地名「入野(いるの)」にかかる。[初出の実例]「かり人のいる野の露をいのちにてちりかふ花にききすなく也」(出典:教家本月清集(1204頃)上)② 狩人の矢の意で、「矢」と同音を持つ地名「やた野」「やはぎ」にかかる。[初出の実例]「かり人のやはぎにこよひ宿りなばあすや渡らむとよ河の波〈藤原家良〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例