藤原家良(読み)ふじわらの いえよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原家良」の解説

藤原家良 ふじわらの-いえよし

1192-1264 鎌倉時代の公卿(くぎょう),歌人
建久3年生まれ。藤原忠良次男。母は藤原定能(さだよし)の娘。正二位,内大臣にいたる。藤原定家に師事。「万代(まんだい)和歌集」を藤原光俊と共撰し,「続古今和歌集」の撰者にもくわえられた。「新勅撰和歌集」以下の勅撰集に118首がはいる。文永元年9月10日死去。73歳。号は衣笠(きぬがさ)。家集に「衣笠内大臣集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android