独人(読み)ひとりゅうど

精選版 日本国語大辞典 「独人」の意味・読み・例文・類語

ひとりゅうどひとりうど【独人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひとりびと(独人)」の変化した語 ) ひとりもの。また、みよりのない者。孤立無援の者。鰥寡(かんか)。やもお。やもめ。
    1. [初出の実例]「親は跡なくなりにき。只ひとりうどにて心ぼそく哀なる身の有様を思にも」(出典:発心集(1216頃か)六)

ひとり‐うど【独人】

  1. 〘 名詞 〙ひとりゅうど(独人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android