精選版 日本国語大辞典 「かんか」の意味・読み・例文・類語 かんか 〘 名詞 〙 かんざし、または、髪をいう幼児語。かんかん。[初出の実例]「お房は櫛箱から櫛を取出して『かんか、かんか』と言った」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「かんか」の読み・字形・画数・意味 【】かんか(くわんくわ) やかましくさわぐ。〔墨子、号令〕の衆彊を以て少を凌ぎ、び人の女を彊し、以てするは皆斷ず。字通「」の項目を見る。 【火】かんか(くわんくわ) 日からうつした火でやく。〔淮南子、氾論訓〕夫(そ)れ鼎俎の(伊尹)より發(おこ)り、(とこ)の肆(太公望)より出で、累紲(るいせつ)の中(刑余、寧戚)より解かれ、牛頷の下(百里奚)より興り、之れを洗ふに湯沐を以てし、之れを祓ふに火を以てし、之れを本の上に立て、之れを三の位に倚(よ)す。字通「」の項目を見る。 【歌】かんか 酒を飲み、大いに楽しみ歌う。〔書、伊訓〕敢て恆に宮にし、室に歌することる、時(こ)れを巫風と謂ふ。字通「」の項目を見る。 【坎】かんか 行きなやむ。不遇にくるしむ。宋・文天祥〔平原を過(よぎ)りて作る〕詩 崎嶇(きく)坎にして、志を得ず 四に出入して、忠に老いたり字通「坎」の項目を見る。 【花】かんか 花に水やる。字通「」の項目を見る。 【甘】かんか まくわ。字通「甘」の項目を見る。 【莞】かんか いとあし。字通「莞」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報