鰥寡(読み)かんか

精選版 日本国語大辞典 「鰥寡」の意味・読み・例文・類語

かん‐か クヮンクヮ【鰥寡】

〘名〙 妻のない男と夫のない女。やもおとやもめ。
日本後紀‐延暦一五年(796)七月辛亥「其天下鰥寡惸独不自存者、量加賑給」 〔詩経小雅鴻雁

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デジタル大辞泉 「鰥寡」の意味・読み・例文・類語

かん‐か〔クワンクワ〕【×鰥寡】

妻を失った男と、夫を失った女。

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普及版 字通 「鰥寡」の読み・字形・画数・意味

【鰥寡】かんか(くわんくわ)

老いて妻無き者と、夫無き者。〔書、康誥〕克(よ)く(つと)め罰を愼みて、敢て鰥寡をらず。庸(もつ)て(つつし)み威(をそ)れて~民を顯(うやま)ふ。

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