孤立無援(読み)こりつむえん

精選版 日本国語大辞典 「孤立無援」の意味・読み・例文・類語

こりつ‐むえん‥ムヱン【孤立無援】

  1. 〘 名詞 〙 仲間がいずに一人ぼっちで、援助する者のいないこと。
    1. [初出の実例]「又もや数年前の如き孤立無援の有様に陥り」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「孤立無援」の解説

孤立無援

仲間がいずに一人ぼっちで、援助する者のいないこと。

[活用] ―な・―の・―だ。

[使用例] 私はこの大きな都会真中真空のような場所でいま自分が孤立無援であることに、ぞっとした[伊藤整*若い詩人の肖像|1954~56]

[使用例] 日独伊同盟はすでに一片反古になっていた。日本はもはや孤立無援の状態で、世界中どちらを見渡しても敵ばかりだけれど[阿川弘之米内光政|1978]

[解説] 「無援」は助けのないこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む