独禁法の強制調査

共同通信ニュース用語解説 「独禁法の強制調査」の解説

独禁法の強制調査

独禁法40条は、公正取引委員会が特定業界の取引実態などを調査するために強制調査の権限を与えている。公取委は事業者などに出頭を命じたり、資料提出を求めたりすることができ、調査拒否や虚偽報告には罰金が科される。一方で独禁法102条は、価格カルテル入札談合といった独禁法違反事件の調査では、裁判官が出す許可状によって捜索や差し押さえができると定めている。

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