独転(読み)ひとりころび

精選版 日本国語大辞典 「独転」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐ころび【独転】

  1. 〘 名詞 〙 ひとりでに倒れること。自然に倒れること。また、直接手を下さないのに、ひとりでに滅びること。みずからの行為結果自分が破滅すること。
    1. [初出の実例]「弾正の忠と合戦之するならば内前をふみつぶすに不及、独(ヒトリ)ころびにならん」(出典三河物語(1626頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android