狼星周期(読み)ろうせいしゅうき(その他表記)Sothic cycle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「狼星周期」の意味・わかりやすい解説

狼星周期
ろうせいしゅうき
Sothic cycle

古代エジプトでは,狼星つまりシリウスが日の出直前に地平線からのぼる頃になるとナイル川の氾濫が始ることは早くから知られ,この現象により1年の長さが 365.25日であることにも気がついていた。エジプト暦の1年は 365日なので,ナイルの氾濫の時期つまりシリウスが日の出直前にのぼる時期は毎年 0.25日だけ遅れ,結局 1461エジプト年で1年のなかを完全に一巡する。この 1461エジプト年の周期が狼星周期で紀元前 3000年頃から知られていた。

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