地平線(読み)ちへいせん(英語表記)horizon

翻訳|horizon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地平線
ちへいせん
horizon

観測点を通り,その点における鉛直線と垂直な平面が,天球と交わってできる大円,すなわち地平座標の主圏となる線を天文学的地平線という。これは天頂距離 90°の点を連ねた大円である。海上や,平坦な土地で,実際に観測される天球の下縁を実視地平線といい,これは観測点の標高や大気差によって,天文学的地平線とは違ってくる。

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デジタル大辞泉の解説

ちへい‐せん【地平線】

視野の開けた広野で、大地と天との境にほぼ水平に見える線。
観測者を通る鉛直線に垂直な平面が天球と交わる大円。

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百科事典マイペディアの解説

地平線【ちへいせん】

天文学では,観測地点を通り鉛直線に垂直な平面(地平面)が天球と交わる大円をいう。天球は地平線により上下2半球に等分される。平野や海上で見られる実際の地平線,水平線は観測地点の高さや大気差によって変わり,天文学的地平線と異なる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちへいせん【地平線 horizon】

水平線ともいう。観測者から見て地平座標で高度0゜の大円であるが,地球が球形であるため,実際に見える地平線は観測者のいる高さによって高度0度よりもう少し下に見える。実際に見える地平線を視地平線という。【古川 麒一郎】

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大辞林 第三版の解説

ちへいせん【地平線】

天と地との境界として眺望できる線。自然地平線。地平。
〘天〙 観測者を通る鉛直線に垂直な平面が天球と交わる大円。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ちへい‐せん【地平線】

〘名〙 眺望の開けたところで見える空と地との境界。地球表面上のある地点における鉛直線に直交する平面が天球と交わってできる大円。
小学読本(1873)〈田中義廉〉四「もし正直なる棒を、水面に浮めるときは、此棒の位置は、即ち地平線の向きなり」
[補注]マテオ‐リッチの「坤輿万国全図」(一六〇二)左下方の図に記されている。解説では円の真ん中に横に引いた線を「地平」、縦に引いた線を「天頂」と呼んでいるが、図には「地平線」とある。

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